洗剤を誤飲してしまったとの事故情報が、医療機関(※1)から消費者庁に寄せられています。
「オレンジの香りのする台所用洗剤を、調理台下の引き出しの奥にしまっていたが、子供が容器ごと取り出して飲んでしまい、おう吐した。」(2歳)
「つかまり立ちをして洗面所の収納棚を開けて、中に入っていた洗濯用パック型洗剤を飲み込みおう吐した。」(1歳)
フルーツのような香りや色がついた洗剤は、子供の興味を引き付け、飲み物や食べ物と間違えられやすい製品です。子供の手が届かない、見えないところに保管し、使用後も忘れずに戻すよう注意しましょう。また、子供の行動に十分注意するとともに、子供が食品を区別できるようになったら、洗剤は飲み物や食べ物、おもちゃではないことを、しっかりと教えましょう。
なお、もし洗剤を誤飲してしまったら、すぐに医師や中毒110番(※2)に相談しましょう。
(※1)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年10月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。
(※2)緊急の相談窓口「公益財団法人 日本中毒情報センター 中毒110番」
<大阪> 072-727-2499 (365日 24時間対応)
<つくば> 029-852-9999 (365日 9~21時対応)
http://www.j-poison-ic.or.jp
(参考)
・過去の関連メール
Vol.204 洗濯用のパック型液体洗剤の誤飲に気をつけて!
Vol.213 御注意!子どもは、便器内の薬剤も口に入れてしまいます!!
引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2016年8月25日配信より
(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)