活動報告

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Vol.259吸水で膨らむ樹脂製品で、腸閉塞となり開腹手術!

2015.10.27(火)

 水を吸うと膨らむボール状の樹脂製品を誤飲し、開腹手術で取り出したという事故情報が、医療機関(※)から寄せられています。

  「嘔吐が数日間続き、入院。手術で、直径約4cmのゼリー状の異物による十二指腸の閉塞だったことが分かった。異物は、もとの大きさが直径約1.5cmのディスプレイ用製品で、それが水を吸って膨らんだもの。約3週間入院。」(2歳)

  吸水によって膨らむ樹脂製品を誤飲した場合、レントゲン写真に映らない可能性が高いので、気付かずに放置されると重症化するおそれがあります。
  子供の目や手が届かない場所に保管し、絶対に誤飲しない環境にすることが重要です。
  もし、誤飲したおそれがある時には、直ちに医療機関を受診して、製品の詳細を伝えてください。

(※)消費者庁は国民生活センターと共同で、平成22年12月から、医療機関(平成27年10月時点で30機関が参画)から事故情報の提供を受けています(「医療機関ネットワーク」事業)。

(参考)
独立行政法人国民生活センター「幼児が水で膨らむボール状の樹脂製品を誤飲」
・過去の関連メール
 Vol.175 御注意!子どもは鼻や耳にビーズ等を入れるのが大好き!!

 

引用サイト:過去の「子ども安全メール from 消費者庁」2015年10月8日配信より

(http://www.caa.go.jp/kodomo/mail/past/)